実は、皮膚科医の立場からもこの赤ら顔というのは、
一筋縄ではいかない病態と考えています。
何より大事なのは、診断です。
赤ら顔で疑うべき疾患として
接触皮膚炎(かぶれ)
脂漏性皮膚炎
酒皶(しゅさ)
酒皶様皮膚炎
膠原病
などがあげられます。
特に問題となるのは、
原因がはっきりしないのに、
漫然とステロイドを処方されることではないでしょうか
ステロイドの長期外用により、ステロイドをやめられない状況に陥ると
なかなか抜け出せない場合があります。
日常的に使用している化粧品や
シャンプー、リンスなどが原因である場合もありますし、
膠原病の場合は血液検査により、診断がつく場合もあります。
膠原病の場合は血液検査により、診断がつく場合もあります。
あきらめずに原因を調べて、腰を据えた治療をしてみてください