2015年5月7日木曜日

緊急対応が必要な皮膚感染症

緊急対応が必要な皮膚感染症として
壊死性筋膜炎というまれな病態があります。
切創、虫刺症、軽微な外傷、熱傷などを契機に発症し、
進行すると四肢切断を余儀なくされ、生命にも関わる
恐ろしい病気です。
下肢によく見られますが、
赤みが生じ、徐々に熱感を伴い、発熱(特に39度台)してきたら注意が必要です。
糖尿病があるとさらに重篤化しやすいとされています。
診断には血液検査が有用ですが、
壊死性筋膜炎を疑う場合、早期にCT等の画像検査が必要ですので、
総合病院との連携が重要です。
みずむしがある方には生じやすいですので
足、脚に違和感を感じ始めたら
お気軽にご相談ください