2014年11月13日木曜日

ジェネリック(後発)医薬品について

最近では、ジェネリックという言葉もかなり定着してきたように思います。
後発医薬品と呼ばれるもので、
これまで有効性や安全性が実証されてきた新薬と同等と認められた低価格なお薬です。
ジェネリックは、研究開発費等が抑えられるため、
国が価格を新薬の約2〜7割に設定しています。
ジェネリックには、
形や味、大きさ、服用性、使用感の改良など、
新薬の発売後、開発・蓄積された新しい技術を用いて工夫を施しているものもあります。
多くのお薬を必要とされる方にとっては、
薬剤費を抑えられるにこしたことはないと思います。
高額な薬剤に関しては、できるだけ抑えたいのは当然ですね。
そこで、気になるのは、
有効性と安全性だと思います。
皮膚科領域ですと
特に外用剤は、すべてではないですが、ものによっては、
違いがあるものもあると考えています。
主成分は同じでも、基剤とよばれる軟膏の元になる部分は異なっています。
また、ジェネリックであってもむしろ、優れたものもありますので、
慎重に選んでいく必要があります。
お気軽にご相談ください。